2016年11月12日土曜日

陳発科老師と功夫架

陳式太極拳には功夫架という低架式で練る方法が伝えられており、陳照奎老師も陳発科老師より功夫架で鍛えられたと伝えられています。但し、晩年の陳発科老師は功夫架を否定しておられ、足は円を描くようにするよう指導されていたと聞いています。この理由はあまりに低架式の場合足が円弧を描かず気が通りにくいとの事です。もう一つの理由は膝を痛め易いとの事です。
ある時陳照奎老師の弟子にあたる馬虹老師の生徒が表演が終わって馮老師にコメントを求められた時馮老師はこの話をされたそうです。
混元太極拳の改良と一つのポイントは気の流れとの事で、陳発科老師は気の流れを考えて陳式太極拳の套路を改変されたと聞いています。

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